皆さん、お疲れ様です!
就活生の誰もが通る最初の難関であるエントリーシート。
筆者自身も就活を始めた当初は、どう書けばいいか分からなかったり、
やっとの思いで書き上げたエントリーシートが落とされ続けた事もあります。
今回は、筆者が経験を元に、書類選考を通過するためのエントリーシートの書き方を、
4つのステップに分けて紹介したいと思います。
『なかなかESが通らない』と悩んでいる学生さん、是非参考にしていただければ幸いです。

目次(押すとジャンプするよ)
『自己分析』…本当にやりたい事は何か、自分の強みを知ろう
まず始めにやるべきことは、自己分析です。
『自己PR』も『志望動機』も、しっかりと自己分析し、
本心からでてきた自分の言葉でなければ、
相手に熱意を伝えることはできません。
自分の本音を最優先し、自分が心からやりたい事は何か、どんな生き方を望むのかを考えてみましょう。
まずは、下記イメージの①~③を明確化するだけでOKです。

筆者も学生の頃、この考え方をベースに自己分析をしました。
その結果、分析する前に比べ視野が広がり、
結果的に当初考えていた分野とは異なる企業に就職することになりました。
以下が筆者がエントリーシートを書く上で、まず行った自己分析の切り口です!
繰り返しになりますが、まずは自分が本当にやりたいことは何か、どんなことに価値観を見出しているか
どう生きていきたいかを洗い出しましょう。
『書き始める』…実際に書いてみると考えがまとまる
ある程度自己分析が進んだと思ったら、考えを深めるためにも
まず自分の思いを書き出してみましょう。
書きながら、自分が曖昧にしている部分や、調べられていない事、考えが浅い部分や、矛盾点に気づくことができます。
実際に手を動かし、思いを書くことによって、自己分析も捗りますし、
繰り返し考え、書き起こす作業を繰り返しているうちに、自分の言葉も洗練されてきます。

ある程度、自己分析に納得がいったら、エントリーシートに落とし込みましょう。
まず書いてみる事で、自分の考えが整理されていくのに気が付き、有意義なプロセスになると思います。
『業界・企業研究』…企業の事を知り、志望動機と自己PRを再考しよう
ステップの3番目は、業界・企業研究です。
本来であれば、ステップ2で実施すべきですが、企業研究にはかなりの時間がかかるため
是非書きながら、企業研究を進めてください。
※企業研究が全部終わってからエントリーシート作成では提出に間に合わない。
ここで、一般的には
『企業研究にはネットや新聞、業界地図では情報が不十分』
『実際に商品やサービスを使ってみる』
『OBOG訪問を通して生の声を聞く』
といった事をアドバイスしがちですが、
筆者としては、まずは『企業研究にはネットや新聞、業界地図を活用すればよい』と考えています。
今の時代、ネットには膨大は情報が溢れています。
できる限り隅々まで調べる事を徹底すれば、企業研究に必要な殆どの情報は収集可能です。
まずはネットや新聞で、企業の最近の動向を確認し、企業がどんな事業を推し進めているか。
事業のコアとなるのはどんな技術やツールなのかを調べましょう。
OBOG訪問も確かに有益な場合もありますが、
時間をかける割に得られる情報が少ない場合もあります。
OBOG訪問以降、リクルーターが付いて、採用に直結するような場合を除いては
あまり意味を持たないと私は考えています。
オススメは、その企業が近年提出している特許情報や、中期経営計画を確認する事です。
今後その企業がどんな事業を軸に経営を進めていきたいのか掴む事ができます。
また、情報が不足している場合には、ネットの有料記事を敢えて購入する事も手だと思います。
企業が求めている人材(スキルや経験・強み)を企業研究を通して具体化し、いかに自分がマッチする人材なのかをアピールすることが大切です。
『文章力を高める』…文章作成スキルを高める
どんなに自己分析と企業研究に時間をかけても、書いた人の優秀さや、その企業で働きたいという熱意が文章できちんと伝わらなけらば意味がありません。
的確に、自分の経験や思いを伝える力が必要となります。
文章力を高め、書類選考を通過するために最も有効な方法は、
『実際に書類選考を通過エントリーシート』を参考に書くという事です。
ステップ1~4は自分の力で、自分のこと、そして企業のことを深く理解する必要があります。
しかし、そこでまとまった思いを落とし込む際の文章力は、文章が上手い人のスタイルを真似ればよいのです。
小学校の頃、読書感想分で優秀賞を取る子は、決まって読書をよくする子ではないでしょうか?
当たり前ですが、文章によく触れる程、自分の文章力は高まります。
ただし、就活は文章力を競うものではありません。借りられる力はしっかりと活用しましょう。
オススメは『就活ノート』の通過エントリーシート実例です。
無料登録するだけで約2000通りのES例を見る事が出来るため、いろいろなパターンの文章を参考にすることができます。
全部まるごと真似をするのではなく、いいなと思う表現を少しづつ拝借し、
自分の思いや熱意をうまく表現できる文章を作り上げていきましょう!
就活のあらゆる情報は就活ノートに詰まっています。

分析前)化学メーカーを志望
・高校の頃から化学が得意、実験が楽しい。大学も理工学部に進み、有機化学系の研究室に所属、化学え通して人々の暮らしに技術革新を起こし、生活を豊かにしたいと思っていた。
分析後)電機メーカーを志望(化学メーカーに固執しない)
・化学が楽しいと感じていたのは成績が良く、他人からほめられる、羨ましがられる事が多く、自己承認の欲求が満たされていたから。また、人々の暮らしを豊かにしたいという気持ちの根底には、社会的に認められたいという気持ちがあるからだと気づく。
=上記の気持ち・欲求がある程度満たされれば、自分は満足できるのだと気づき、志望業界の範囲を広げ、自分の思い満たすには、どんな業種・企業が最適か徹底的に調べた。